2021年夏。長年の夢であった長野県への移住をつかみ取った夫と、上伊那の山に心を奪われた都会っ子の妻。次に取り組んだことは、夫の職探しでした。いよいよ移住に向けて走り出します。
良いタイミングで募集が見つかり、夫は採用試験を受けることになりました。採用試験は、履歴書作成、面接など、魅力案内人としてお手伝いできることがたくさんあります。私は、初めての顧客にワクワクしていました。
履歴書作成において、魅力的な写真を撮ること、書類に書くPR文の作成が、主に魅力案内人である私の仕事です。まずは、履歴書の写真を撮ることにしました。履歴書の写真は、清潔感、情熱など、アピールしたい印象を与えたいですよね。
夫は39歳、グループリーダーをやっていた中間管理職として、『少しの貫禄と爽やかさ』をイメージすることにしました。しかし、夫は普段から外見に自信がないと言い、自分の写真を見るのがいつも嫌だと言うのです。
魅力というのは、自分自身の視点からは中々気付けない側面があります。自分自身のことはどうしても主観が入ってしまうので、客観的視点を持てないことが原因です。プロの視点を借りて、客観的に自分自身の魅力を見てみると、今まで気付けなかった新たな魅力に出会えるはずです。
夫は、試験のために証明写真を撮らざるをえない状況に置かれたことで、新たな魅力に気付く良い機会になると思いました。
免許証の写真や証明写真など、かしこまった写真を撮るのが苦手という方は、もしかしたら、顔に余分な力が入りすぎているかもしれません。人は緊張すると表情が固くなり、特に口元に余分な力が入りがちです。夫もまさにそれでした。
今まで撮った証明写真を見ると、どれも口が不自然にしぼんでいて、何だかカッパみたいな表情です。夫には、口元に入ってしまう力を、目力に変えるコツを伝えました。これだけでも、印象が全然違うものです。
そして、証明写真を撮る時に整えられるところは他にもあります。今回は、『少しの貫禄と爽やかさ』をイメージしていましたから、それを意識してコーディネートしました。
例えば、シャツとネクタイの色合わせでも、演出したいイメージを作ることができます。濃紺のスーツとオレンジのネクタイでアグレッシブな印象(営業マン向き)、濃いグレーのスーツとえんじ色のネクタイでダンディな印象(管理職など)、パターンで知っておくと便利です。
TPOに合わせて、自分に似合う組み合わせパターンを持っておくと、ワードローブの整理にも役立ちます。
今回、証明写真を撮るにあたり、気をつけたポイントは以下の通りです。
・【16タイプパーソナルカラー診断】似合うスーツの色
・【自分スタイル診断】似合う髪型
・【自分スタイル診断】似合うスーツの形(スーツの種類はブリティッシュ・アメリカン・イタリアンの3種類あります。)
・【自分スタイル診断】スーツ・シャツ・ネクタイの色合わせで伝えたいイメージを演出
・【フィニッシング】口元に入ってしまう余分な力を目力に変える
一つ一つを丁寧に整えて撮った証明写真は、夫が今まで見たことのない魅力あふれる写真だったそうです。出来上がった写真を見て夫の目は輝き、
「俺こんな顔してるの?こんな写真みたことない!ありがとう!」と、とても喜んでくれました。
夫は今回の採用試験を通して新たな魅力を目の当たりにしたことで、自分自身の魅力に興味を持つようになりました。そして、この就職試験が、夫の外見的な魅力を輝かせていくきっかけになっていったのです。
自分の魅力に目を向けようと思う時、とてもエネルギーがいると思います。
就職活動や婚活など、人生の節目を迎えたタイミングは、自分自身の魅力を見つめる良い機会です。アナタの魅力は、一度知れば今後も使えるアナタだけの知識になります。ぜひ一度、ご自身の魅力を見つめてみてくださいね。
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